紅茶が渋い原因は?まずい理由と今すぐできる対策とコツ

紅茶が渋い原因をすぐに直して解決! 紅茶の基礎知識

こんにちは!のんです。

紅茶を入れてみたら、「なんだか渋い…」と感じたことはありませんか?
「入れ方が悪かったのかな?」「茶葉の問題?」と悩む方も多いと思います。

結論からいうと、紅茶が渋くなる原因の多くは抽出しすぎです。

私もよくやることがありましたが、今回お伝えする方法を行うことで、渋い紅茶にならずおいしい紅茶を入れることができます。また、渋くなった場合でも対処でき、おいしい紅茶に仕上がります。

この記事では、紅茶が渋くなる理由と、渋くならない入れ方、さらに今すぐできる対処法までやさしく解説していきます。

初心者の方でもすぐ実践できる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。

結論:紅茶が渋いときは3つの方法で解決!

まずは結論から。紅茶が渋くなってしまったときは、以下の3つの方法で簡単に調整できます。

・蒸らし時間を短くする
・ミルクを入れる
・お湯を少し足す

特に多いのが「蒸らしすぎ」です。

時間をかけるほど美味しさも出ますが、その分渋みも出やすくなります。
そのため適切な時間で止めることが大切です。

しかし、日常生活で忙しい時などは入れていることを忘れてしまい、通常の時間の2倍まで抽出してしまうことがあると思います。

特にティーポッドで入れる場合にお湯を入れすぎてしまい、2杯目を注ぐ場合に紅茶が渋いことが起きやすいです。

もしすでに渋くなってしまっても、お湯やミルクを加えることで飲みやすくできるので安心してください。詳しい解説はまとめの前の項目で記載しています。

紅茶が渋くなる理由は?初心者でもわかる理由

紅茶の渋みの正体は、主に「タンニン」と呼ばれる成分によるものです。
これはお茶に含まれるポリフェノールの一種で、抽出時間が長くなるほど多く溶け出します。

そのため、長時間放置した紅茶ほど渋く感じやすくなります。

さらに紅茶が渋くなるのには、2つの主な理由があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

  • 抽出時間が長い

もっとも多い原因がこれです。

ティーバッグを入れたままにしたり、茶葉を長く蒸らしすぎたりすると、先ほど触れたタンニンなどの成分が出すぎて渋くなります。

  • 茶葉の量が多い

茶葉を多く入れすぎると、それだけ紅茶の成分が濃く抽出されるため、渋みも強くなります。

ティーバッグで紅茶を抽出するほうが渋い?

セイロンティーの茶葉とティーバッグの比較

左が茶葉、右がティーバッグで入れた紅茶です。見た目では大きな差はなさそうに見えますが、実際に飲んでみると…

ティーバッグは茶葉が細かく砕かれていることが多く、成分が出やすい特徴があります。
そのため、同じ時間でも茶葉より渋くなりやすい傾向があります。

実際にセイロンティー (キャンディ紅茶) を使ってみて、同じ時間、同じ量でティーバッグと茶葉で抽出してみました。

すると、茶葉の方はキャンディ紅茶のおいしさがひろがり、渋みもあまりなかったのですが、ティーバッグでは紅茶の成分が多く出ており、さらに渋みも両方濃くでました。

このことからも、茶葉よりティーバッグの方が成分が多く抽出されやすいことがわかります。

茶葉によって渋さは変わる

紅茶は種類によっても渋さが変わります。
ここを知っておくと、そもそも渋くなりにくい紅茶を選ぶことができます。

渋くなりやすい茶葉

アッサム紅茶の茶葉缶

アッサムは渋みが出やすい一方で、ミルクティーにすると飲みやすくなります

・アッサム(コクが強い)
・CTC製法の紅茶(ティーバッグに多い)

アッサム紅茶はミルクティーを作る際によく上げられる茶葉です。ミルクに負けない、強いコクが出る紅茶です。そのため味もしっかりでるんですが、その分渋みも出やすいです。

特に長時間抽出した後のアッサムは渋みが強く出るため、注意が必要です。

またCTC(Crush Tear Curl)製法で作られた紅茶は茶葉が通常の茶葉に比べて小さいため、お湯に触れる面積が大きく、紅茶の成分が抽出されやすいです。

CTC:機械を使い、潰し(Crush)、引き裂き(Tear)、粒状に丸めて(Curl)、1~2 cmの細かい茶葉を作り、大量生産ができるようにした方法。

特にティーバッグはCTC製法が主流なため、茶葉に比べ抽出されやすくなっています。

渋くなりにくい茶葉

渋くなりにくいファーストフラッシュの茶葉

ダージリンのファーストフラッシュは、比較的渋みが出にくく飲みやすいです

・ダージリン(特にファーストフラッシュ)
・和紅茶、キャンディ紅茶(セイロンティー)など

ダージリンなどはアッサムなどの茶葉に比べて渋くなりにくい傾向があります。
特にファーストフラッシュなどの新芽のものは茶葉のえぐみが少なく、さわやかな香りが抜けていきます。

セカンドフラッシュやオータムナルになってくると渋みが少しずつ渋みが出てきやすくなるため、同じ産地の茶葉でも、シーズンによって渋みがかわってくることがわかります。

また和紅茶やセイロンティーのキャンディ紅茶などは渋みが少ないです。

実際に今回キャンディ紅茶を飲んでみた際も、アッサムなどに比べてすっきり飲むことができ、また違う良さを感じることができました。

セイロンティーはスリランカの紅茶の総称のことですが、キャンディ紅茶は渋さが少ないですが、ウバ紅茶などは渋さがでる紅茶になっています。

このように紅茶は同じ国でも産地により、紅茶の特徴が変わることも面白いポイントの一つです。

「渋いのが苦手…」という方は、こうした軽めの茶葉を選ぶだけでもかなり飲みやすくなります。

ダージリンについて興味を持った方は、こちらの記事をみることで、もっと詳しくしれることができます。

ダージリンの特徴とは?3つのフラッシュ(ファースト・セカンド・オータムナル)の違いを解説

渋くならない入れ方(失敗しないコツ)

紅茶の渋くならない入れ方

抽出時間をまもることでおいしい紅茶が入れられる

抽出時間を守ることで、渋みを抑えておいしく入れやすくなります。

  • 蒸らし時間の目安を守る

まずは蒸らし時間を守ることで、おいしい紅茶を飲むことができます。

紅茶は1〜2分程度が目安です(種類によって多少前後します)。
長く置きすぎないことが一番重要です。

またティーバッグなどだと抽出時間が袋に書いてあることが多いです。
例えばリプトンのイエローラベルだと1分で蒸らしながら抽出するとよいと記載があります。

これを意識するだけでも、渋さを大きく軽減することができます。

  • ティーバッグは放置しない

ティーバッグを使う時によくやってしまいがちなのは、抽出したあとにそのままマグカップに入れっぱなしにしてしまうことです。

このようにしてしまうと、紅茶の雑味も出てきやすくなってしまいます。

そのためカップに入れたままにせず、時間がきたら取り出すのがポイントです。
また、取り出す際にスプーンなどで押し出すのも渋みが強くなる原因なので避けましょう。

  • 茶葉量を適切にする

ティースプーン1杯(約2〜3g)を基準にしましょう。
特に2~3人前を作るときなどは注意が必要です。

多すぎると一気に濃くなるため、人数が増えた際でもティースプーン×人数の比率を守るといいです。

またお湯の量も重要になっており、ティースプーン1杯につき150~200 mLくらいが適量になると思います。

今回話したティースプーンの茶葉の測り方や茶葉の量やお湯の量の関係などは別記事にて詳しく記載しているため、こちらからご覧ください。

キャンディ紅茶を使った検証の茶葉の量も、この記事に乗っ取って決めています。

紅茶の茶葉の量はどれくらい?ティースプーン何杯が目安か解説

初心者がやりがちなNG行動

紅茶のティーバッグは入れっぱなしにすると渋くなる

ティーバッグは長く入れっぱなしにすると、渋みが出やすくなります

最初に紅茶を飲んでみようと思った場合はティーバッグを使うことが多いと思います。
その際、知らずにやってしまいがちな行動があります。

・ティーバッグを長時間入れっぱなしにする
・ティーバッグをスプーンで押す
・2回目を無理に飲む

これらはすべて渋みを強くする原因になります。
ティーバッグを長時間入れっぱなしにするというのは、先ほども記載した通りです。

また、スプーンで押し込んでしまうというのは、私も紅茶を飲み始めた際よくやっていました。
紅茶の色がよくでるので、なんとなくおいしい成分がよく出ている気がします。

紅茶の成分はよく出ていると思うのですが、おいしさだけでなく渋みも同時に出てしまいます。

そのため、せっかくおいしい成分が多くいる紅茶ができたのに、最後の押し込みで渋みが入ってしまいます。

なので、取り出す際は押し込まないで、ティーバッグを取り出したあとは自然に水が落ちるのを待ってから取り出すといいです。具体的にはぽたぽたするくらいまで待つのがいいと思います。

また、ティーバッグは最初の抽出が一番おいしいです。
「もったいないから」と長く使うと、1回目と比べて味が大きく落ちるので注意が必要です。

特に3回目だとあんまり味がしなくなるため、紅茶を飲んでいるのかわからなくなります。

それでも2回目以降使わないのは、なんだかもったいないですよね。
そこで、以下の記事ではティーバッグの2回目以降の使い方について詳しく記載されています。

1~3回目の味の変化についても検証を行ってみたので、それぞれの違いがよくわかるかと思います。

ティーバッグは何回まで使えるか詳しく知りたい方はこちら

今すぐできる対処法(応急処置)

紅茶が渋い場合はミルクティーにすると飲みやすい

渋くなってしまった紅茶は、ミルクティーにすると飲みやすくなります

今までのことを気を付けていても、どうしても濃くなってしまう場合はあります。
すでに渋くなってしまった場合でも、これらの方法を使うことで簡単に飲みやすくできます。

ミルクを入れる

一番手軽で効果的な方法です。ミルクを加えると、タンニンの渋みがやわらぎ、まろやかな味わいになります。

実際に紅茶の中でも渋みが強いといわれるアッサム紅茶などは、ミルクティーにして飲むことで渋さが和らぎ、とてもおいしく飲むことができます。

おいしいミルクティーの作り方はこちら

甘みを加える

砂糖やはちみつを加えることで、渋みを感じにくくすることができます。

甘さを追加することで、紅茶の中でも奥行が出るため、甘いだけでなく渋さがあることで紅茶のバランスがよくなることがあります。

お湯を足す

濃くなりすぎた紅茶は、お湯で割るだけでもかなり飲みやすくなります。

手軽にできる応急処置ですが、紅茶のおいしさまでも薄くなってしまうため、入れすぎには注意が必要です。

実際に私もやったことがありますが、最初の紅茶の味は確かに薄くなりますが、その分渋みも抑えることができるため、飲みやすくなります。

このように渋すぎて飲めないよりは、お湯を足すことで薄めることができ、飲みやすくすることができるので、上の二つが難しい場合はおすすめです。

まとめ

この記事では、紅茶が渋くなる理由と、渋くならない入れ方、さらに今すぐできる対処法までやさしく解説していきました。以下に今回の内容をまとめます。

  • 紅茶が渋くなる主な原因は「抽出しすぎ」で、蒸らし時間が長いほどタンニンが多く出て渋くなる
  • 茶葉の量が多すぎたり、ティーバッグ(細かい茶葉)を使うと、成分が出やすく渋くなりやすい
  • 渋みは茶葉の種類によっても変わり、アッサムやCTCは渋くなりやすく、ダージリンや和紅茶は比較的飲みやすい
  • 対策としては「蒸らし時間・茶葉量・ティーバッグの扱い」を意識し、渋くなった場合はミルクやお湯で調整すればOK

紅茶が渋くなる主な原因は、抽出しすぎによるものです。
蒸らし時間や茶葉の量を少し意識するだけで、ぐっと飲みやすくなります。

また、茶葉の種類を選ぶことや、ミルクやお湯で調整することで、失敗してしまっても十分リカバリーできます。

ティーバッグで入れる際は失敗しないコツと初心者がやってしまうNG行動さえ確認すれば、おいしく入れることができると思います。

紅茶は少しの調整で、驚くほど味が変わります。

「なんだか渋いな…」と感じたときは、今回ご紹介したポイントをぜひ試してみてください。
きっと、今までより美味しく紅茶を楽しめるようになりますよ。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

一息つきたいときは、ぜひ紅茶でひとやすみしてみてくださいね。

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