アイスティーの作り方|ティーバッグで薄くならない急冷式のコツ

ティーバッグで作る薄くならないアイスティーのアイキャッチ画像 紅茶の楽しみ方

こんにちは!のんです。

「アイスティーってどうやって作るの?」
「作ってみたけど、なんだか薄いし濁る…」

アイスティーを作ったのに、味が決まらなかったり、見た目が濁ってしまうと気分が下がってしまいます。

アイスティーはシンプルに見えて、実は氷で薄まる前提でつくる飲み物です。
そのため、普通に作るだけでは味がぼやけたり、見た目が濁ってしまうことがあります。

そこで今回は、失敗しにくいアイスティーの作り方を紹介します。
抽出のやり方について検証している項目もあるので、参考にしてみてください。

アイスティーの基本の作り方(急冷式)

まずは、一番おすすめの「急冷式」の作り方です。

急冷式は氷を入れたグラスに、熱湯で抽出した紅茶を入れることで、紅茶を急激に冷やして作るアイスティーです。

この方法で作るときは、必ず紅茶を抽出する容器と、実際にアイスティーを作るグラスを用意してください。

具体的な作り方は簡単で以下の通りになります。

①お湯120mLに対してティーバッグ1個を入れ、約1分蒸らします。

ティーバッグを熱湯120mLで抽出しています。

熱湯120mLで抽出します。

②氷をたっぷり入れたグラスに注ぐだけです。

氷が入ったグラスに熱湯で抽出した紅茶を注いで、アイスティーの完成です。

氷入りのグラスに一気に注いで完成!

ポイントは「濃いめに抽出してから一気に冷やす」こと。
この方法だと、スッキリしつつもしっかりとした味わいのアイスティーになります。

150mL入るグラスの半分まで氷が入っています。

アイスティーに使う氷の量は150mL入るグラスの半分くらいいれると上手くいきます。

氷はグラスの半分以上入れるくらいがちょうどよく、しっかり冷えて飲みやすくなります。
その後しっかりとかき混ぜることで、ムラのないアイスティーに仕上がります。

アイスティーのよくある失敗2つとは

アイスティーでよくある失敗は「薄い」「苦い」の2つです。

薄くなる原因は、氷で薄まることを考えずに普通の濃さで作ってしまうことです。
いつものホットティーに比べて最初から濃いめに作ることで防ぐことができます。

一方で、苦くなる原因は蒸らしすぎです。

おいしいアイスティーを作るためには濃く抽出しますが、その時に時間を長くするのではなく、お湯の量で調整するのがポイントです。

蒸らし時間を伸ばして抽出すると、苦味が発生してしまうため、基本はパッケージに書かれた抽出時間を目安にし、必要以上に長く蒸らしすぎないようにしましょう。

ではこの2つの要素を変更すると、どのようにアイスティーが変化するのか次の項目で検証していきます。

「蒸らし時間」と「お湯の量」どっちで濃い目に抽出するの?

先程、薄くなる原因の解決法として、濃いめに抽出しましょうと言いました。
しかし濃いめに抽出すると言っても、どうやって濃くするかが悩みどころです。

実際に検証してみましょう。

検証を行うにあたり、それぞれ3種類のアイスティーを用意しました。
なお、基準はホットの紅茶で入れるとおいしく飲める入れ方にしています。

  • 基準として、150mLの熱湯1分で抽出し、急冷する。
  • 基準から蒸らし時間を20秒伸ばし、1分20秒抽出したあと急冷する。(蒸らし時間を伸ばした場合)
  • 基準からお湯の量を30mL減らし、120mLで抽出したあと急冷する。(お湯の量を減らした場合)

使う茶葉はイエローラベルで、条件を変更したところ以外は、全て基準と同じ条件でやっています。

氷も同じグラスで半分くらいそれぞれ入れて検証しました。

お湯の量で調整すると飲みやすい!

左からお湯の量を減らしたもの、基準となる抽出、抽出時間を延ばしたもので、それぞれの濃さを比較してます。

左からお湯の量を減らしたもの、基準となる抽出、抽出時間を延ばしたものです。見た目からも濃さが違いそうですが…

結論から言うと、アイスティーは「蒸らし時間はそのままにして、お湯の量で濃さを調整する」のがおすすめです。

それぞれ飲んでみた印象は以下の通りです。

  • 紅茶150mL・1分(基準):ホットではバランスよく飲めるが、アイスにすると氷で薄まり味がぼやけやすい。
  • 紅茶150mL・1分20秒(蒸らし時間延長):アイスでもしっかりした味でスッキリ飲めるが、やや渋みが出やすい。
  • 紅茶120mL・1分(お湯の量少なめ):エグみがなく飲みやすく、アイスでも薄くならずバランスよくゴクゴク飲める。

実際に試してみたところ、蒸らし時間を長くすると渋みやエグみが出やすくなり、味のバランスが崩れやすくなりました。

一方で、お湯の量を少なめにすると、渋みを抑えながらしっかりした味を出すことができます。

そのため、アイスティーは抽出するお湯の量で濃さを調整すると、飲みやすく仕上がります。

なお、蒸らし時間を伸ばすと渋みが出てきやすくなりますが、氷が溶けてくると紅茶全体が薄まるため、渋みもあんまり気にならなくなりました。

濃いめにしたい場合もお湯の量で調整する!

少し濃いめにしたい場合も、お湯の量を調整して作りましょう。

具体的には、お湯100〜120mL・蒸らし時間1分くらいで作ると、濃いめに抽出しやすくおすすめです。

蒸らし時間も伸ばしていないため、渋みもあまりなく、しっかりと茶葉のおいしさを感じることができます。

ちなみに30mL入れるとおいしいアイスミルクティーにもなるので、入れてみたら濃かったと思ったら、ミルクティーにしてしまうのもおすすめです。

そんなアイスミルクティーの作り方については以下の記事に記載されています。
アイスミルクティーの作り方|薄くならないコツと失敗しないポイント

アイスティーが白くなる・濁る原因

アイスティーが白く濁るのは「クリームダウン」と呼ばれる現象です。

これは、紅茶に含まれる成分が冷えることで結びつき、見た目が白く変化してしまうために起こります。

特に紅茶を濃く入れた際に起こりやすいです。

左が急冷して透明感を保ったアイスティー、 右が濃く水出しして白くにごった状態(クリームダウン)のアイスティーを比較しています。

左が急冷して透明感を保ったアイスティー、右が濃く抽出して白くにごった紅茶です。右側はうっすら曇って見えます。

茶葉によっても起こりやすさは変わりますが、アイスティーを作る際には濃く抽出することを意識する必要があるため、注意が必要です。

白くなっても飲むこと自体に問題はありません。(お湯を入れることにより改善します。)

しかし、見た目などは濁ってしまうため、せっかく作るならキレイなアイスティーを作りたいですよね。

濁らないアイスティーを作るコツ

アイスティーをきれいに仕上げるためには、「急冷すること」が重要です。

ゆっくり冷えていくことで、紅茶の成分がくっつき、くっついたものが紅茶の中で集まりやすくなるため、濁りやすい原因になります。

しかし、急冷すると、白く見える成分が大きなかたまりになりにくく、濁りが目立ちにくくなります。

急冷したアイスティーと白く濁ったアイスティーを上から比較した写真

左が急冷して透明感を保ったアイスティー、右が濃く抽出してうっすら白くにごった紅茶です。急冷することで、濁りを抑えやすくなります。

そのため、抽出した紅茶をそのまま冷ますのではなく、氷を使って一気に冷やすことで、濁りを抑えやすくなります。

ちなみに濃すぎることが原因で起きると先ほど触れましたが、アイスティーを作る以上、いつもより濃いめに紅茶を入れます。そのためクリームダウンはどうしても起こりやすくなります。

そこでこの方法では、急冷することにより、クリームダウンになってしまうリスクを減らすことが目的です。

そのため茶葉と抽出方法によっては濁りやすさも変わってくるため、特にアッサム茶葉でアイスティーを作る時は、いつも作るアイスティーより薄めに抽出すると上手くいきやすいです。

簡単に作る場合は水出しアイスティーもおすすめ!

手軽に作りたい場合は、水出しもおすすめです。

水にティーバッグを入れて冷蔵庫で数時間~一晩置いておくだけなので、とても簡単に作れます。
急冷式に比べると香りはやや控えめですが、渋みが出にくく、すっきりした味わいになります。

また、紅茶の風味が強くないので、お菓子以外にも食中に飲むお茶としても使いやすいと思います。

特に暑くなってくる夏にはおすすめです。

具体的な作り方としては1Lに対してティーバッグ3から4個を目安にするとバランスよく仕上がります。

大容量でいつでも紅茶を楽しみたい場合は水出し、紅茶のおいしさをしっかり楽しみたい場合は氷を使ったアイスティーといった感じで、使い分けると楽しめると思います。

まとめ

今回は、失敗しにくいアイスティーの作り方を紹介してきました。
ここまでの項目をまとめると以下のようになります。

  • アイスティーは「濃いめに抽出して急冷する」のがポイント。
  • 濃くしたい場合は、蒸らし時間ではなく「お湯の量」を減らすと、渋みを抑えながら飲みやすく仕上がる。
  • アイスティーが白く濁るのは「クリームダウン」が原因で、急冷することで起こりにくくなる。
  • 急冷式は香りがしっかり出やすく、水出しはスッキリ飲みやすいので、好みに合わせて使い分けるのがおすすめ。

アイスティーは、最初から氷で薄まる前提で作ることが大切です。
そのため、いつもより濃いめに入れる必要があります。

迷った場合は「お湯120mL」を基準にすると、バランスよく仕上がります。

少しの工夫で味が大きく変わるので、ぜひ自分に合った作り方を見つけてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

一息つきたいときは、ぜひ紅茶でひとやすみしてみてくださいね。

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