こんにちは!のんです。
「アッサムティーってよく聞くけど、どんな紅茶なの?」
「ミルクティーに合うって聞くけど、ストレートでも飲めるの?」
結論からいうと、アッサムはコクが強くミルクティーに向いている紅茶ですが、ストレートでも十分楽しめます。
この記事では、アッサム紅茶の特徴や茶葉の選び方、ストレート・ミルクティーでの楽しみ方を、実際に飲んだ感想とともに紹介していきます。
意外と知られていないアッサムの魅力を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそもアッサムとはどんな紅茶?

アッサム種の茶樹で栽培されている。
そもそもアッサムティーとはどんな紅茶なのでしょうか?
アッサムとは、インド北東部のアッサム地方で生産される紅茶のことです。
この地方はアッサム種という紅茶の茶樹が発見された場所で、紅茶の中でも歴史が深い場所です。
この地域は高温多湿で雨量も多く、紅茶の栽培に適した環境が整っています。アッサム紅茶はコクのある味わいが特徴で、ミルクティーに向いている紅茶としても知られています。
アッサム紅茶には、細かく丸められた粒状の茶葉「CTCタイプ」もあります。短時間でしっかり抽出しやすく、ティーバッグにもよく使われています。
CTCとは、茶葉を「つぶす・引き裂く・丸める」という製法の名前です。アッサムに限らず、ほかの産地の紅茶にも使われています。
アッサム紅茶の特徴を解説!
ストレート以外にミルクティーにも合うアッサム紅茶には、次のような特徴があります。
- コクが強く、甘みのあるしっかりした味わい
- 麦芽を思わせる香り(モルティー)やカラメルのような甘い香り
- 水色は濃い赤褐色で、紅茶らしい見た目
- ミルクとも相性がいい
ここからは詳しく見ていきましょう。
アッサムの旬(クオリティシーズン)
アッサムは、3月頃から11月頃まで収穫される紅茶です。
3月~4月の春摘み(ファーストフラッシュ)、5月~6月の夏摘み(セカンドフラッシュ)、7月から9月の雨季(モンスーンフラッシュ)を経て、10月~11月の秋摘み(オータムナル)へと続きます。
このように実はアッサム紅茶もダージリンのようにそれぞれのシーズンがあります。
その中でも、5月〜6月頃に収穫される夏摘み(セカンドフラッシュ)は、アッサムらしいコクや甘み、芳醇な香りを楽しめる旬の時期として知られています。
ダージリンのようにシーズンごとの違いが強く語られることは少ないですが、アッサムにも収穫時期による味わいの違いがあるのは覚えておきたいポイントです。
アッサム紅茶の味と香りの特徴
アッサム紅茶の最大の特徴は、コクが強く、甘みのある味わいです。
口に含むとしっかりとした飲みごたえがあり、紅茶らしい深みを感じることができます。
香りは麦芽やカラメルのような甘さを感じることが多く、やさしい香りが特徴です。
麦芽のような香りは、紅茶の世界では「モルティー」と表現されることもあります。
アッサムの水色(すいしょく)

アッサムの水色。濃い赤褐色をしています。
アッサムの水色は、濃い赤褐色になることが多いです。
写真からも分かる通り、皆さんが考える「ザ・紅茶」という色に近いのではないでしょうか。
紅茶の中でも比較的濃い色合いで、見た目からもしっかりとした味わいがイメージしやすいかもしれません。
このように濃い水色なため、ミルクを加えても紅茶の色合いが残りました。
アッサム紅茶はどんな人におすすめ?
アッサムは、以下のような方におすすめの紅茶です。
- あっさりした味わいより、コクや甘みのある紅茶が好きな方
- ミルクティーが好きな方
- 定番の紅茶らしい味わいを楽しみたい方
コクや甘みのある、しっかりとした味わいを楽しみたい方には、アッサムも選択肢のひとつです。
ミルクティーだけでなく、ストレートでも楽しめるので、好みに合わせて飲み方を選んでみてください。
アッサムとダージリンの違いとは
アッサムとダージリンは、どちらもインドを代表する紅茶ですが、味わいや特徴は大きく異なります。
アッサムはコクが強く濃厚な味わいが特徴で、ストレートティーだけでなくミルクティーにも向いています。
一方でダージリンは、華やかな香りと繊細な味わいが特徴で、ストレートティーで楽しむのがおすすめです。収穫時期によっても味や香りが異なるため、選ぶ季節によって印象が変わります。
このように、紅茶でも性質が大きく違うため、気分や自分の好みに合わせて選ぶのがよいでしょう。
ダージリンの中でも、秋摘みの「オータムナル」について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ダージリン オータムナルとは?秋摘み紅茶の特徴・味・おすすめの飲み方
アッサムの美味しい飲み方
アッサム紅茶を淹れるときは、まず商品のパッケージに記載された茶葉量・湯量・蒸らし時間を参考にしましょう。
記載がない場合、茶葉量はお湯150〜200mLに対して約2〜3gがひとつの目安です。蒸らし時間は、大きめの茶葉なら2〜3分、CTCなど細かい茶葉なら1〜2分をひとつの目安に、好みの濃さに調整してみてください。
スプーンで茶葉を量る場合は、茶葉の形や大きさによって1杯に入る重さが変わります。写真付きの量の目安は、紅茶の茶葉量を紹介した記事を参考にしてみてください。
ストレートで楽しむアッサム
アッサムはさまざまな飲み方で楽しめる紅茶です。ここでは基本的な2つの飲み方を紹介します。
実際にホットとアイスで淹れたものを並べてみました。

ストレートは香りやコク、甘みをそのまま感じることができます。
アッサムはミルクティーのイメージが強いですが、ストレートでも楽しむことができます。
ミルクを加えずに飲むことで、茶葉の甘みやコクをそのまま味わえるのが魅力です。
- ホットストレートティー
茶葉の香りがしっかりと立ち上がり、最初に芳醇な風味を感じます。少し渋みもありますが、その中に甘さがあり、飲み進めるほどバランスの良さを感じました。
後味は強い苦みが残るわけではなく、甘さの中にほんのり渋さが残るような印象で、全体的に落ち着いた味わいです。
渋みが強いと感じたら、次に淹れるときは商品の表示を目安に蒸らし時間を調整してみてください。
紅茶の蒸らし時間の目安や調整のコツで紹介しています。
- アイスストレートティー
香りはホットに比べると控えめですが、アイスでは甘さやコクが印象に残りました。
口に含むとやや渋みを感じますが、そのあとに甘さとコクがしっかりと広がり、最後は香りがふわっと抜けていきます。
このようにいずれも甘さと渋さをバランスよく感じられる飲み方です。芳醇な香りを楽しむならホット、茶葉の味わいを楽しむならアイスの方が合っていると感じました。
氷で冷やす急冷式のアイスティーは、氷が溶けて薄まることを考えて、あらかじめ濃いめに淹れるのがポイントです。
ただし、濃くしようと蒸らし時間を長くしすぎると、渋みが強く出ることがあります。蒸らし時間は商品の表示を目安にし、湯量を減らして濃さを出しましょう。
具体的な湯量や氷の使い方は、急冷式アイスティーの記事で紹介しています。
こちらはティーバッグを使った作り方なので、手軽にアイスティーを楽しみたい方は参考にしてみてください。
アッサムはミルクティーが一番おいしいの?
実際にホットとアイスで淹れたときの違いがこちらです。

ミルクティーにすることで、アッサムの特徴を際立たせることができます。
結論からいうと、ミルクティーが一番おいしいというわけではないと思います。
先ほども見たようにストレートティーでも茶葉の香りやおいしさを感じることができ、個人的にはストレートティーではアッサムが一番好きなほどです。
ただ、アッサムのコクや甘さはミルクともよく合うため、紅茶の中でも、ミルクティーにしたときにおいしさを感じやすい紅茶だと思います。
ということで、ミルクティーもホットとアイスをそれぞれ実際に作ってみたため、所感を記載しておきます。
- ホットミルクティー
牛乳のやさしい甘い香りと、茶葉の芳醇な香りが合わさり、全体的にまろやかな印象です。
最初はすっきりした口当たりですが、徐々に甘さとコクが広がり、渋さはやわらかく抑えられています。それでも茶葉の味わいはしっかり感じられ、アッサムらしい飲みごたえがあります。
後味にはわずかに渋みが残りますが、ミルクが包み込むことで飲みやすく、全体的にバランスの良い仕上がりでした。
ミルクを加えても紅茶の風味が負けにくく、アッサムのコクを楽しめました。
- アイスミルクティー
香りはホットに比べると控えめですが、飲んでみるとしっかりした味わいを楽しめました。
最初から茶葉のコクがしっかりと感じられ、渋さというよりも濃厚な味わいが印象的です。そのあとにミルクと紅茶の甘さが広がり、バランスの良い味になります。
後味はすっきりしていて渋みが残りにくく、全体的に飲みやすい仕上がりでした。暑い時期でも取り入れやすいミルクティーだと感じました。
このように、ミルクティーにすると渋さやコク、甘さがミルクと合わさり、より飲みやすくなると感じました。
また、ホットとアイスでも印象が異なり、ホットは香りがたち、甘さをしっかり楽しめて、アイスはすっきり飲みやすく、コクを感じられました。
ミルクティーを自宅でも楽しみたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。ティーバッグを使い、淹れた紅茶に牛乳を加える作り方を紹介しています。
ここまで見てきたように、飲み方によってアッサムの楽しみ方は大きく変わってきます。
おすすめのアッサム紅茶の選び方

実際に持っているリーフタイプの紅茶です。今回の検証もこちらを使いました。※現在販売されている商品とは異なる場合があります。
アッサム紅茶を選ぶ際は、以下のポイントを意識すると選びやすくなります。
- ミルクティーを楽しむなら、短時間でしっかり抽出しやすいCTCタイプも候補に
- ストレートを楽しむなら、商品の味や香りの説明を参考に
- 手軽に淹れたいなら、ティーバッグも選択肢に
CTCタイプは短時間でしっかり抽出しやすく、ミルクティーを作りたいときにも向いています。
鍋で煮出すロイヤルミルクティーやチャイにも使われますが、ミルク専用というわけではなく、商品や好みによってはストレートでも楽しめます。
一方、大きめの葉の形が残るタイプは、細かい茶葉に比べてゆっくり抽出される傾向があります。
ストレートで香りや味わいを楽しめるほか、ミルクティーにも使えます。今回の実飲でも、同じ茶葉で両方の飲み方を楽しみました。
商品によって味や香りは異なるため、コクの強さや香り、おすすめの飲み方などの商品説明を参考に選んでみてください。
手軽に楽しみたい方は、茶葉を量る手間がかからないティーバッグから試してみるのもいいですね。
アッサム紅茶は、紅茶専門店のほか、Amazonや楽天市場などの通販サイトでも探せます。以下のリンクから、好みに合いそうな商品を探してみてください。
アッサムはストレートでもミルクティーでも楽しめる紅茶
今回は、アッサム紅茶の特徴や茶葉の選び方、ストレート・ミルクティーでの楽しみ方を、実際に飲んだ感想とともに紹介しました。
アッサムティーは、コクが強く、甘みのある味わいが特徴の紅茶です。ここまでの内容をまとめます。
- コクが強く甘みのある味わいと、麦芽を思わせる香り(モルティー)やカラメルのような甘い香りが特徴
- ストレートでは、茶葉の香りや甘み、コクをそのまま楽しめる
- ミルクとも相性がよく、ホットでもアイスでも楽しめる
- 茶葉は、商品の味や香り、おすすめの飲み方を参考に選ぶ
コクや甘みのある、定番の紅茶らしい味わいを楽しみたい方は、アッサムを試してみてはいかがでしょうか。
ミルクティーのイメージが強い紅茶ですが、私はストレートで飲むのもおすすめしたいです。
ぜひ好みに合わせて、飲み方を選んでみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
一息つきたいときは、ぜひ紅茶でひとやすみしてみてくださいね。
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