こんにちは!のんです。
「紅茶をいれてみたけど、なんだか味がしない…」
「ティーバッグなのに薄い気がする…これって失敗?」
このようにせっかく紅茶を入れたのに、薄いと気分が落ちてしまいがちです。
実はその多くが蒸らし時間によるものとお湯と茶葉のバランスによって起きやすいです。
紅茶が薄くなるのは珍しいことではなく、ちょっとした淹れ方の違いで起こりやすいものです。
原因はいくつかありますが、実はどれも簡単に直せます。
この記事では、紅茶が薄いと感じる原因と、今すぐできる対処法、そして失敗しないためのコツを中心にまとめて解説します。
【結論】紅茶が薄いと感じる主な5つの原因
紅茶が薄くなる原因は主に5つです。
- 蒸らし時間が足りていない
- お湯の温度が低い
- 茶葉やティーバッグの量が少ない
- お湯の量が多すぎる
- ティーバッグの場合、抽出後に軽く混ぜていない
特に多いのは「蒸らし不足」と「お湯の量」です。
マグカップで適当に淹れると、知らないうちにお湯が多くなり、結果として薄く感じやすくなります。
それぞれ簡単に見ていきましょう。
蒸らし時間が足りないとどうなる?

紅茶は蒸らし時間に香りや味わいが大きく変わります。
蒸らし時間が短くなることで、茶葉から成分の抽出が上手くされず、香りや茶葉の味が上手く出てきません。
実際に20秒間でティーバッグを使い飲んでみましたが、見た目の色はそれなりに出ているものの、香りはほんのりで、味はほぼお湯に近く、わずかに酸味を感じるかなり薄い仕上がりです。
また、紅茶は色が出ていても、味がしっかり出ているとは限りません。
ではどれくらいの蒸らし時間がいいのかというと、ティーバッグではだいたい2~3分がおすすめです。
ただし、飲み方や茶葉の種類によっても大きく変わります。
適切な蒸らし時間を詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。実際に検証も行っているため、参考になりやすいと思います。
お湯の温度が高くないと上手く抽出されない?
お湯の温度が熱湯ではなく、40℃や常温、水道の温度になってくるとどうなるでしょうか?
結論からいうと、抽出されるまでの時間が伸びます。そのため、規定の時間で抽出しても上手く抽出されず、結果的に薄くなってしまうのです。
実際に水出し紅茶を作ろうとした際に、水にティーバッグや茶葉を入れた場合は3~5分では完成せず、もう少し長い時間が必要になってきます。
そのため紅茶を入れる際は、高めのお湯が推奨されます。
茶葉やティーバッグの量が少ないと薄い紅茶になりやすい?
茶葉やティーバッグの量がお湯に対して少ない場合、上手く成分が抽出されてもお湯で薄まってしまいます。
そのため、お湯と茶葉の量はちょうどいいバランスで入れる必要があります。
実際に次の項目ではお湯の量が多い場合、どのような味になるのか検証してみました。
そこで、お湯と茶葉のバランスについても詳しく説明していきます。
実際にお湯の量が多いとどう変わる?かき混ぜなかった場合は?

一般的なマグカップは200〜300mLほど入るため、そのまま注ぐと紅茶は薄くなりやすいです。
今回は特に発生しやすいお湯の量が多い場合を検証してみました。
使った茶葉はリプトンのイエローラベルのティーバッグタイプのものです。
スーパーやコンビニなどでも売られているものですね。
イエローラベルの推奨時間は1分です。そのため、それぞれ1分で抽出を行ってみました。
お湯の量はティーバッグ1つの適量である150mL、少しだけ量の多い200mL、適量の倍である300mLで比べてみました。

同じティーバッグでも、お湯の量が増えるだけでここまで色や濃さが変わります。
- 150mLの時
まずは適量である150mLの時を見てみます。
紅茶の香りがふんわり広がり、酸味がやや強くスッキリ飲める、渋みのない軽い味わいです。
紅茶の味わいだけでなく、匂いもしっかり感じられる美味しい紅茶になりました。
- 200mLの時
続いて150mLより少し多めである200mLです。
適量時に比べてお湯の量が約1.3倍になってるだけですが、どれだけ変わるでしょうか?
実際に飲んでると香りはうっすら感じる程度で、味もかなり薄く、後味に少し茶葉の風味が残るくらいの軽い仕上がりです。
少しお湯が増えただけで、味はかなり薄くなります。
紅茶として飲めないわけではないですが、物足りなさが残りますね。
- 300mLの時
200mLで少し薄かったので不安になりますが、適量の倍量である300mLも試してみます。
香りや味はほとんど感じられず、わずかに風味があるだけで、ほぼお湯に近い仕上がりです。
紅茶を飲んでると言うよりは、色の着いた白湯と言う印象が強かったです。
紅茶の香りや味もほとんどしないため、紅茶の色をしていても、成分が薄くなってしまっていることが分かります。
このように、少しお湯の量が変化しただけで、香りや味わいは大きく変わってしまうことがわかります。
実際に検証してみた結果をみてみると、ティースプーン一杯やティーバッグ1杯では150mLのお湯が一番ちょうどよく、おいしく飲むことができることがわかりました。
そのため紅茶を入れる際は、ティースプーン一杯やティーバッグ1杯に対して150mLのお湯のバランスで入れるのが重要になってきます。
ただ毎回計っていれると、疲れてしまいますし、紅茶を入れるハードルも高くなりがちです。
まずは一度だけ計ってみて、マグカップのラインを覚えて置き、次入れる時はラフで入れるくらいの心持ちで大丈夫です。
ティーバッグ時にかき混ぜないと薄くなってしまう?
今回150mLで入れた際にティーバッグを使ったのですが、よく見てみるとカップの中心に向かうほど、色合いが濃くなっているのが気になりました。
実際にそのまま飲んでみたところ、お湯の量や蒸らし時間はしっかりやっているのに、茶葉の風味が弱い印象がありました。
その後、試しにスプーンなどで混ぜたところ、紅茶の風味やコク、酸味などが感じられるおいしい紅茶になりました。
実は、ティーバッグで紅茶を入れると、ティーバッグの周りに茶葉の成分がまとまりやすいため、そのままだとどうしても薄いと感じやすくなってしまいます。
そのため、ティーバッグで紅茶を飲む際は、ティーバッグを取ったあとにスプーンなどで混ぜるか、ティーバッグを取り出す時に2~3回揺らすとおいしい紅茶ができます。
【今すぐできる!】紅茶が薄いときの対処法

薄いと感じたときは茶葉を追加したり、蒸らし時間を追加で取ってあげるといい。
ここまでは紅茶が薄い原因と入れる際の対処法を解説してきました。
でも、もう紅茶入れてしまったよ…ということもありますよね?
実はすでに淹れてしまった紅茶でも、少し工夫すれば味を改善できます。
- 蒸らし時間を1〜2分ほど延ばして、しっかり成分を抽出する
- ティーバッグを軽く動かして、紅茶の成分を均一に広げる(やりすぎは注意)
- 抽出時間を延ばしてからティーバッグを1〜3回ほど軽く揺らす
- お湯が多すぎる場合は、ティーバッグや茶葉を追加して濃さを調整する
それぞれ見ていきましょう
少し長めに蒸らしてみる(+1〜2分)
まだティーバッグや茶葉が残っているなら、そのまま少し時間を延ばしてみましょう。
成分がさらに抽出されて、味がしっかりしてきます。
実際に20秒だけ抽出した後に1分間追加で使用したティーバッグを入れ直しました。
(20秒蒸らしたものは、茶葉の匂いはうっすらしましたが、味は微かに茶葉の匂いがする程度でした)
すると、1分間抽出したものとあまり大差がない飲み応えがありました。
香りなどは1分間抽出した方がより感じられると思いますが、茶葉やティーバッグが残ってる場合は、もう一度抽出し直すのは1つの手ですね。
ティーバッグを軽く振る
この方法は、追加で蒸らす方法と一緒に行うのがおすすめです。
またカップの中にティーバッグが残ってる場合は、やってみると少し改善されると思います。
カップの中で軽く上下させると、抽出が進みやすくなるのと、カップの下にある成分をある程度かき混ぜることができるので濃くなることがあります。
実際どれくらいティーバッグをふりふりするといいの?という疑問についてですが、20秒抽出後にもう一度ティーバッグを入れ直して、20秒間振ってみましたが、多少濃くなった程度です。
そのため、一番重要なのは抽出時間になってくるため、追加で抽出時間を増やした後に1~3回やるのがおすすめです。
注意点としてはティーバッグを強く押しつぶすと雑味が出やすいのでやりすぎには注意です。
ティーバッグや茶葉を追加する
思い切ってもう1つ追加するのもアリです。
特にミルクティーにする予定なら、この方法が一番手っ取り早いです。
お湯が多くなりすぎた(200mL)場合は、どんなに抽出時間が長くしても紅茶の風味や味はあまり出てこず、渋みや雑味が強く出てきてしまいます。
そのためおいしい紅茶を出すために、ティーバッグや茶葉を追加するのはひとつの手です。
具体的にどれくらいの量の茶葉を入れればいいのかについては以下の記事が参考になります。
→紅茶の茶葉の量はどれくらい?ティースプーン何杯が目安か解説
水出し紅茶が薄い原因と濃くするコツ

左:水出し直後/右:一晩後。時間をかけることで、全体に成分が広がりしっかり抽出されます。
夏になると飲みたくなるアイスティー。いちいち氷を入れて作るのはめんどくさい…
そんな時に役立つのが水出し紅茶です。
そんな夏の救世主である水出し紅茶ですが、いつもの紅茶のように作ると「なんか薄い」と感じることも多いです。
具体的にはどんなところに注意して作ればいいのでしょうか?
水出しだと抽出時間が長くなってしまう。
水出しはお湯よりも抽出に時間がかかります。
最低でも数時間、できれば一晩置くのがおすすめです。
私が水出し紅茶を作るときは、だいたい寝る前に作り冷蔵庫に入れておくと、朝にはおいしい水出し紅茶ができている印象です。
そこまで長くする必要はないですが、だいたい2~3時間くらいを目安にみるといいと思います。
茶葉・ティーバッグの量が少ない
水出しはどうしても味が出にくいので、少し多めに使うのがコツです。
実は昔に水出し紅茶を作っていた時は茶葉の数が少ないまま作っていたことがありました。
今回のお湯の検証の時と同様に色合いはしっかりでているので、大丈夫かなと思っていたのですが、飲んでみると、いつも作ってるアイスティーに比べて薄いなと思ったことがあります。
そのため、多めの量の水出し紅茶を作る場合は、いつもより多めに使うのがおすすめです。
紅茶の色が薄いのに味があるのはなぜ?

ダージリンのファーストフラッシュは水色が特に薄いが、しっかりと華やかな茶葉の香りを感じられます。
ここまで見ていると茶葉の色が濃いのに味が薄いことはあります。
しかし茶葉の種類によっては逆に紅茶の色が薄いのに味があるときもあります。
中でもダージリンの春摘み(ファーストフラッシュ)は、見た目がかなり淡いのが特徴です。
そのため抽出した際に本当に色がでているのかな?と心配になるかと思います。
しかし実際に香りや味わいを見てみると、しっかりと紅茶の味を感じ、華やかなにおいが抜けていきます。
このように紅茶の種類によっては色が薄いながらも香りや味がしっかりでているものもあるため、紅茶の水色が薄いからと言って必ずしも紅茶自体が薄いということではありません。
ミルクティーにすると薄くなる理由

牛乳を入れすぎると、紅茶の味が牛乳に負けてしまうことがあるため、いつもよりも濃いめに紅茶を入れることが大切です。
ミルクティーにすると「急に味がしない」と感じることがあります。
特にいつもの紅茶を入れる感覚で入れると薄くなりがちです。
牛乳を入れることで、紅茶の渋さが抑えられて飲みやすくなります。しかし渋さが抑えられる分、同時に紅茶の味そのものも薄くなってしまいます。
そのためいつもの調子で入れると薄いなって思うことがあります。
また牛乳を入れる量を上手く調整しないと、紅茶の味よりも牛乳の味が強くなりがちです。
これも薄いなと感じやすい理由です。
この薄い状況を解決するためには紅茶を濃いめに入れることが重要になってきます。
濃いめに入れることでおいしいミルクティーを作ることができます。
具体的なおいしいミルクティーの作り方は以下の記事を参考にしてみてください。
→紅茶のミルクティーの作り方|ティーバッグで簡単に美味しく作るコツと失敗しないポイント
市販の紅茶が薄いと感じる理由
ペットボトルの紅茶を飲んで「なんか薄いな」と感じたことはありませんか?
市販の紅茶は、誰でも飲みやすいように渋みや重さを抑えて作られているものが多く、自宅でしっかり淹れた紅茶と比べると軽く感じやすくなっています。
そのため、飲みやすさを重視した設計の違いと考えて大丈夫です。
またコンビニの紅茶の中には、店舗で抽出するタイプのものもあり、淹れたてに近い味わいを楽しめる商品もあります。
ただし抽出時間や濃さの調整がシンプルな分、自宅でじっくり蒸らした紅茶と比べると、やや軽く感じることもあります。
例えば無糖の紅茶の中には、しっかりと紅茶の風味を感じられる商品もあります。私が飲んだ中では、UCCの「紅茶の時間」などは比較的紅茶の味がしっかりしていて、ティーバッグで淹れた紅茶に近い印象でした。
まとめ|紅茶が薄いときは淹れ方を見直せばOK
今回は紅茶が薄くなる原因と解決策について解説してきました。
以下に今回の内容をまとめます。
- 紅茶が薄くなる原因は、蒸らし時間が短い・お湯を入れすぎているなど、日常でやりがちな淹れ方の違いで起こることが多い
- 特に「蒸らし不足」と「お湯の量」は影響が大きく、味がほぼお湯に近くなる原因になりやすい
- 薄くなった場合は、蒸らし時間を延ばす・ティーバッグを動かす・茶葉を追加することで改善できる
- 水出しやミルクティーは淹れ方によって薄く感じやすいため、それぞれに合った調整が必要
- 市販の紅茶は飲みやすさ重視で作られているため、自宅で淹れた紅茶よりも軽く感じることがある
薄くなる原因はちょっとしたポイントを意識するだけで大きく改善します。
ちょうどいい濃さで紅茶を入れることができれば、紅茶の時間を楽しむこともできますし、慣れてくれば、毎回きっちり量らなくても感覚で淹れられるようになります。
そのため、ちょっと時間やお湯の量を計るのはめんどくさいなと思う方は、一回だけでも計りながらやると、目安が見えてきやすいためおすすめですよ。
「なんだか薄い…」と感じたときは、今回紹介したポイントをぜひ試してみてくださいね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
一息つきたいときは、ぜひ紅茶でひとやすみしてみてくださいね。

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